院長ブログ

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2026年2月22日

膀胱炎と尿路結石の受診目安をわかりやすく


こんにちは。泌尿器科専門医の沖です。
2月は寒さが残り、体が冷えやすい季節です。

【血尿・排尿痛・発熱の受診目安:膀胱炎と尿路結石を見逃さない】
排尿トラブルで「様子見してよいか」は悩みやすいポイントです。
受診を急ぐサインは、血尿、発熱、強い痛み、尿が出ない症状です。
しかし痛みの無い血尿も癌の可能性があるため、必ず受診をしてください。


血尿は尿に血が混じる状態で、赤く見える場合もあります。これを肉眼的血尿といいます。
原因は膀胱炎、尿路結石、前立腺の炎症など幅広いです。
排尿痛が強い、頻尿が続くなら膀胱炎の可能性があります。
膀胱炎は膀胱に菌が入り炎症が起きる病気で、治療が必要です。


発熱や背中の痛みがある時は、腎臓側の感染も疑います。
腎盂腎炎(じんうじんえん)は腎臓に炎症が及ぶ状態です。


また、脇腹から背中にかけての強い痛みは結石の典型です。
結石は尿の通り道に石ができ、詰まると激痛になります。


感染症が流行する季節は、下痢や発熱で脱水になりやすいです。
脱水で尿量が減ると、膀胱炎も結石も悪化しやすくなります。
泌尿器科では尿検査で、血や菌、炎症の有無を確認できます。
超音波(エコー)で腎臓や膀胱を見て、詰まりや残尿を評価します。
必要に応じてCTで結石の位置や大きさを調べ、方針を決めます。


「出にくいのが続く」「急に悪化した」だけでも相談して大丈夫です。
2月は冷えと花粉症で、排尿の悩みが重なりやすい季節です。
体を冷やさない、水分を上手に配分する、薬の影響を知る。
この3つで、つらさが軽くなる人は少なくありません。
危険サインがある時は、早めに医療機関へご相談ください。

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