院長ブログ

Director's blog

2021年6月1日

夏と尿路結石の関係

本日6月1日は昼の気温が30度近くまでなるそうです。ここで長期予報が気になり、気象庁の3か月予報を見てみると6~8月の気温は平年並みもしくは平年より高い確率が40%ずつとのことです。これを見ている限りでは平年と同じが暑いくらいなのかなと思い、これだけで汗がでそうです・・・

泌尿器科で夏といえば、尿路結石の患者さんが増えるといわれています。尿路結石は四季がある地域では夏季に通常よりも約2倍尿路結石発作が起こるといわれており、排石は冬季に多いといわれています。また高気圧で晴天の時には尿路結石発作が少ないこと、急に低気圧になった場合には発作が多くなることも言われており、外気温の上昇と尿路結石発作の関係性が言われています。

ではなぜ温度の上昇と尿路結石が関係あるかという点ですが、これは夏にたくさん汗をかいて、体の水分量が少なくなり、尿が濃くなることが原因として考えられています。尿が濃くなることにより、尿路結石がより大きく集まり結晶化しやすいといったわけです。

このため、夏は尿路結石予防のためにもしっかりと汗をかいたら水分をとってください。特に今までに結石の既往がある方は普段から多く水分をとってください。推奨は2L(!)です。しかも水分は水道水か安価なお茶(麦茶など)が勧められています。

尿路結石発作の症状は片方の腰に激痛が走り、血尿が出るというのが典型です。この場合には尿路結石の可能性が高いため、症状がある方は泌尿器科受診をしてください。

尿路結石の既往があり、今、石があるのかないのか、あるならどれくらいの大きさなのかが気になる場合にも受診をされてもいいと思います。当院であれば最初に行う検査は検尿とエコーです。ここに場合によりCTを加えていくといった形で検査を進めていきます。どれも痛みを伴わない検査です。

これから夏が来ますが、僕も含めて結石を作らないように乗り切っていきましょう!

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