症状

About symptoms

尿路結石症について

About Interstitial cystitis

ロゴ ポイントのまとめ

  • 尿の通り道にできる結石は尿路結石症といいます。診断時に存在する場所で腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と名称が変わります。
  • 尿路結石の生涯罹患率(一生のうち一度は尿路結石になる人数)は男性15.1%,女性6.8%です。
  • 男女の尿路結石のできる割合は男:女で2~3:1と男性に多いです。
  • 症状は結石の部位で違います。尿管結石は疝痛発作と言われる激痛と肉眼的血尿が出ます。
  • 尿路結石の危険因子は食生活、尿の流れを悪くするもの、脱水、尿路異物、代謝疾患があります。
  • 尿路結石の成分で一番多いものはシュウ酸カルシウム結石とリン酸カルシウム結石で80~90%を占めます。
  • 尿路結石の精査では問診、検尿、腹部エコー、腹部単純X線検査(KUB)、腹部CT検査、静脈性腎盂造影(IVU)があります。
  • 尿管結石の痛みにはNSAIDsや漢方を使い対処することが多いです。
  • 尿道結石と膀胱結石の治療は診断がついたら基本は手術です。尿道から入れる内視鏡手術で行います。
  • 尿管結石と腎結石は大きさ、場所により治療方針が異なります。
  • 開腹での尿路結石の治療は一部の例外がない場合行うことはありません。
  • 尿管結石、腎結石の手術にはESWL、TUL、PNL、TAPがあります。
  • 結石の再発予防には生活習慣の改善と薬物療法があります。
  • 尿管結石はちゃんと医師の指示に従い排石を確認してもらってください。長期間放置すると結石のある側の腎機能を失う可能性があります。

ロゴ 尿路結石症の種類

尿の通り道にできる結石は尿路結石症といいます。診断時に存在する場所で腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と名称が変わります。

この内、腎結石、尿管結石を上部尿路結石、膀胱結石、尿道結石を下部尿路結石といいます。

ロゴ 尿路結石症の発生頻度

人口10万人あたりの年間罹患率(1年間に尿路結石になる人数)は男性192人,女性79人です。2005年から2015年での罹患率はほぼ横ばいです。生涯罹患率(一生のうち一度は尿路結石になる人数)は男性15.1%,女性6.8%です。

ロゴ 尿路結石症の疫学

まず、結石は30~40歳代の罹患率が最も高く、20~50歳代が大半を占めます。かつては下部尿路結石が多くを占めていましたが、現在では上部尿路結石が約95%です。

これらの原因として尿路結石症全体としては増加傾向にある食生活の欧米化がその背景にあると考えられています。

男女のできる割合は男:女で2~3:1と男性に多くとくに下部尿路結石は6:1で圧倒的に男性に多くなっています。結石のできる部位に左右差はなく、0~20%は両側性にみられます。

尿路結石症の60~80%は基礎疾患がなくできます。

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